社長メッセージ

社長メッセージ


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|新型コロナウイルス感染症がもたらしたもの

「新型コロナウイルス感染症の流行が世の中の動きを10年早めた」と言われます。ITの進化、当たり前のWEB会議、間接的には、カーボンニュートラル、SDGs、ESGへの注目がそれにあたります。パラダイムシフト(価値観の劇的変化)に対応するために、また希望が不安に支配されないためにどうすればいいのか?2020年から会社のトップとしてずっと考えておりました。言わばクレド経営の次なるステージの存在とその必要性を感じたのでした。そして1年が経ち、行きついたのがパーパスです。パーパスを策定し、浸透させ、パーパスを進むべき方向のよりどころとする会社(パーパスドリブンカンパニー)へ変革していくことであります。2021年、社内プロジェクトを立ち上げ、パーパス策定に着手しました。

| そして、わが社ならではのパーパス成文化の完成

2015年5月13日、全社員の約束事として、経営理念のバージョンアップを宣言し新CREDO(クレド)が誕生しました。そこから、約7年後の2022年10月6日、社内全体集会でわが社のパーパスを高らかに宣言しました。不安が輝かしい未来に変換される基点となった瞬間です。

| パーパスの定義とわが社のパーパス

パーパスとは、「何のためにレインボーグループが存在するのか」という、企業の「存在意義」を意味します。英語で言うと「Why」に該当します。そもそも自らの存在を意味づけるものとして、またゆるぎない最上位概念として天空で1年じゅう動かない北極星にも例えられます(「パーパス経営」名和高司著)。さらに、わが社のプロジェクトでは、パーパスに基づいた長期的な未来像たるドリーム(夢)と組織及び組織の構成員の考え方のベースとなるビリーフ(信念)、また外部への一言でわが社が伝えられる言葉としてコーポレートメッセージを策定しました。

| CREDO(クレド)とパーパスの関係性

「パーパス」に関して、クレドの構成要素である「ミッション」「ビジョン」「バリュー」との関係性については以下となります。「ミッション」は任務、伝道、布教などの意味を含み、目指す状態に向けて何を行うべきかという方向性、すなわち「What」を意味します。「ビジョン」は将来の構想・未来像であり、企業が理想とし目指す状態である「Where」を意味します。また「(カスタマー)バリュー」は、企業の価値観・価値基準のことを指し、どのようにして実現していくのか「How」を意味します。それらに対して「パーパス」は、なぜ、その企業が世の中に存在するのかという意義を問う「Why」を結晶化したものとなります。これらの関係性でいえばパーパス(Why)という存在意義の発揮に向けて、ビジョン(Where)として目指す状態を定義し、その実現に道筋としてのミッション(What)を明確化したうえで、それをどのように実現していくのか(How)という流れとなり、パーパスは最も上位の基点となる概念と言えるのです。

| 当社の特徴

『正しい道をひたすらに。「ヒト」と「地域」と「MIRAI」のために』このパーパスにある通り、わが社は静岡県伊豆地区を地盤とする地域密着型の会社です。よって狭域ゆえに転勤があっても生活基盤は変わらず腰を据えて仕事が続けられます。また近くには、ほっとできる温泉が数々ありワークライフバランスを保つこともできます。このように会社の魅力はたくさんありますが、何といってもパーパスとCREDO(クレド)を軸にした会社運営が最大の特徴です。これらに沿ったクルーの行動に対する表彰制度や人事評価制度への反映など、やりがいを感じられる仕組みがたくさんあります。そしてコーポレートメッセージは「こころはにじいろレインボー」です。毎日「愉しく」働ける環境がここにあります。

| グッと来るビリーフ(信念)と「3つの行動指針」をあなたへ

就活で社会に飛び出そうとしている皆さん!「自分はどうありたいか」自問自答する時期ではないでしょうか。「たのしく、おかしく、しなやかに」、わが社のパーパスの一部であるビリーフ(信念)です。1度きりの人生です。たのしい人生、笑顔がある人生、しなやかに生きていく人生でありたいですよね。そして、わが社のCREDO(クレド)の行動指針「元気配り」「こんなもんじゃない」「ALL RAINBOW」は当社ならではの行動指針。パーパスとクレドの3つの行動指針に「グッ」と来たあなた、自分を信じて、是非、当社の門を叩かれたし!

 

 
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